navibook NB200 イヤホン レビュー
AIツールとは違いますが、高額ですけど価値あるものだったので皆さんにもおススメします。
最近、新しいイヤホンを探していて、SNSやネットのレビューで話題になっていた「navibook NB200」を試してみることにしました。
正直なところ、今までのイヤホンに対する不満がいくつかあったので、NB200のユニークな機能にはかなり期待していました。

耳を塞がない開放感と周囲の音への意識
一番驚き、そして感動したのは、このNB200が「オープンイヤー型」であることです。
耳を完全に塞がずに音楽や通話を楽しめるので、家事をしながらでも子供の声やインターホンの音を聞き逃すことがありません。
これはまさに理想的で、常に周囲に気を配りながらでも自分の時間を楽しめるようになりました。
ウォーキング中に使っても、車の音や周囲の状況を把握できるので、安全性も高く感じます。
AIノイズキャンセリングで通話が劇的にクリアに
そして、もう一つ特筆すべきは、そのAIノイズキャンセリング機能です。
特に通話中にその威力を実感しました。
騒がしい場所で電話をすることが多いのですが、NB200を使うと、相手には私の声が驚くほどクリアに届くんです。
まるで静かな部屋で話しているかのように、周囲の騒音をAIが99.9%近くカットしてくれるおかげで、ストレスなく会話に集中できるようになりました。

3つの高品質マイクと独自のHL VoiceOn™技術が、クリアな通話を実現しているそうです。
音質と装着感
オープンイヤー型なので音質には正直あまり期待していなかったのですが、これも嬉しい誤算でした。
16.2mmのダイナミックスピーカーとBassLeap技術のおかげか、低音もしっかりと響き、全体的に明瞭で臨場感のあるサウンドが楽しめます。
音楽を聴いていると、まるで音が空間に広がるような感覚で、今まで気づかなかった楽器の音まで鮮明に聞こえるようになりました。
装着感も非常に快適です。
約35gと軽量で、イヤーフック形状も耳に優しくフィットするので、長時間つけていても違和感や疲れを感じにくいです。



IPX5の防水性能もあるので、汗をかくような軽い運動中にも安心して使えます。
ちょっと惜しいと感じた点
もちろん、完璧なイヤホンというものはありません。
NB200もいくつかの点で「もう少しこうだったら」と感じる部分がありました。
まず、オープンイヤー設計は素晴らしいメリットである反面、非常に騒がしい場所では、いくら音質が良いと言っても、耳を塞ぐタイプほどの没入感は得られにくいかもしれません。
主に通話や、周囲の音も聞きたいシーンでの利用に特化している印象です。
また、左右一体型のネックバンドタイプなので、寝転びながらの使用や、コンパクトに持ち運びたいという方には不向きかもしれません。
まとめ
navibook NB200は、ライフスタイルに非常にマッチしたイヤホンでした。
特に「耳を塞がずに周囲の音も聞きたい」「通話をクリアにしたい」というニーズを持っている方には、自信を持っておすすめできます。
価格は32,780円(税込)と決して安くはありませんが、その快適さ、通話品質、そして周囲への配慮ができるという点で、十分な価値があると感じました。